まこ

スピリチュアル

第15柱 私の母さん神様『父と娘』

父と娘。母の死後、父と娘の二人だけの生活が始まった。一時は、生きる気力を失っていた父も、少しづつ元気を取り戻してきたようだ。なにげない日常は、限りなく愛おしい。しかし、その日常こそが、時に、煩わしくなることもある。どんな時でも、腹は減るし、...
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第14柱 私の母さん神様『天の羽衣(あまのはごろも)』

天の羽衣(あまのはごろも)。夢枕に立つ母は、いつもステキな服を着ている。ある時は、純白のドレス。またある時は、上品な和着物。生前は、自分のお洒落よりも、夫と子供達を優先するような人だった。あちらの世界では、自分のお洒落を、存分に楽しんでいる...
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第13柱 私の母さん神様『天国に一番近いババア』

天国に一番近いババア昔、実家のすぐ隣に駄菓子屋さんがあった。切り盛りをしているのは、優しくて、明るいおばあさん。近所の子供たちの人気者だ。いつしか駄菓子屋さんは閉店してしまったが、それでも、おばあさんは、いつもお店の前で笑っていた。時は流れ...
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第12柱 私の母さん神様『神様ルール』

神様ルール。あれから、母は、丑三つ時(うしみつどき:午前2時)にパタリと現れなくなった。母の不在(死)に慣れぬまま、時を過ごしていたが。五十日祭(仏教でいう四十九日)を過ぎた頃、母は次なる「不思議」を運んできたんだ。ちょいちょい「夢枕に立つ...
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第11柱 私の母さん神様『丑三つ時に会いましょう②』

丑三つ時に会いましょう②それから毎晩。午前2時(丑三つ時)になると、死んだ筈の母が現れた。夢か現実かは、わからない。とろとろした浅い眠りに落ちていると、母が足元からやってきて、無言で横を通り過ぎるのだ。1日目は、ただ「気配」だけだった。次の...
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第10柱 私の母さん神様『丑三つ時に会いましょう①』

丑三つ時に会いましょう①母の葬儀を終えた日の夜のことだ。酷く疲れていて、身も心も硬直したまま、布団に入った。とりとめのないことばかり、浮かんでは消え、消えては浮かぶ。疲れているのに、眠れない。かと思うと、乱暴に、浅い眠りに引きずり込まれる。...
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第9柱 私の母さん神様『母の死』

母の死母が死んだ。とても暑い夏の日のことだった。滑落死(かつらくし)。こんな事が、家族の身に起こるなんて、予想だにしなかった。もう何年も前のことなのに、今でも心が震え、受け入れることが出来ないでいる。その日、父と母は、初心者向けのハイキング...
まこメシ。

お疲れOLの15分簡単レシピ・五番勝負

今週は、残業ばかりで、ちょっこりお疲れモード。腹は減っているが、スーパーに立ち寄る気力はナシ。なので、今週は、自宅に常備してあるモノで、15分以内でサクッと作れるお疲れOLメシ、五番勝負だよ!今週のまこメシ。【月曜日】冷凍うどんをレンジでチ...
メキシコ紀行

メキシコ紀行⑧ 最終章

ザ・メキシコ。優雅なホテルステイに飽きたらバスで繁華街へ。雑多な民芸品が並ぶお店で、ローカル土産を大捜索だ。値切り交渉の末、テキーラとハラペーニョ(漬け唐辛子の缶詰)を土産用にまとめ買い。ちなみに、テキーラの正しい飲み方は、1.喉の保護を兼...
メキシコ紀行

メキシコ紀行⑦

カンクン。シーズンオフのカンクンは酷く閑散としていた。賑わいに欠けるリゾート地は、まるでバブル後の残骸のようだ。期待していたカリブ海の色も、バスクリンというよりは、路上で売られているチープな翡翠に似ている。本日(5月)のカンクン気温は36℃...