父の認知症が始まった。#34

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生きがい。


父が認知症と診断されてから、ちょうど1年が経過した。


アタシが見る限り、
以前と比べても、認知機能に大きな変化は見られない。


父は、一人暮らしで、
家事は、相変わらず、自分でしているし。


家電の扱いや、日常生活は、
ゆっくりではあるが、問題なくこなしているように見える。




が、変わったなと思うのは、ココロの方だ。


気弱になった。
気力が衰えたと思うんだ。


流暢に言葉が出なくなったり、
以前は簡単に出来ていたことが出来なくなったり、


きっと、他人からみたら分からない「今までとは違う自分」に、
不安や焦りを感じているのだと思う。


そんな父を見ているアタシも怖いが、
父本人が、一番、恐怖と闘っているのではないか?






一年前に聞かされた主治医の先生の言葉が重く伸(の)し掛かる。




「今は元気だけど、5年後はわかりませんよ」



本日のまこメシ。


全く、映(ば)えないけれど。


最高に旨し。


【残業続きの日々はランチで栄養をとれ!のランチのまこメシ。】
・刺身丼定食





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姉夫婦が、春になったら、父と一緒に、旅行に行こうと提案してくれた。

そうだね。

近場の温泉がいい。

車で、トイレ休憩など余裕を持って出かければ、父の負担も少なくてすむだろう。





早速、父に、旅行の話をしてみた。

父は、少しの間、考えてから、こんな言葉を絞り出した。





「春まで元気でいられるか心配だけれど」


「旅行を楽しみと張り合いにして、それまでは頑張ってみるよ」

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