父の認知症が始まった。#5

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誰かが死ぬまで空きません。


「100人、待ってるんですよ」

「誰かが死ぬまで空きません」


義理の両親の介護を経験したアタシの姉は、
以前、公的施設関係者に入居を相談した際に、
こんな恐ろしい言葉を、投げられたそうだ。


ぶるっ。
背筋が凍るじゃないか。


だけど。
きっと、これが、現実なんだ。


介護認定を受けたからと云って、
すぐに施設になんて、入れないのである。


だから、施設に入らなくてすむように、
父も、アタシも、アタシ達も、
みんな元気で居続けるのが、一番なんだ。





父の検査結果は、まだ、出ていない。
そもそも検査でさえ、予約制だ。


まずは、検査結果を聞いてからでないと、何も始まらない。
それまでに、もっと色々と勉強しなくちゃ。




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本日のまこメシ。


タコさんウィンナーに。


癒される日もあるのだよ。


【温かい汁ものと温かいおにぎりの本日のまこメシ。】
・焼きたらこのおにぎり
・タコさんウィンナー
・残り野菜の味噌汁
・きゅうりの浅漬け
・フルーツミックスヨーグルト



考察のため、
実家の近くにある民間の介護付き有料老人ホームを調べてみた。
はてさて、どんな感じなのかな?


一番安いもので、月額15万ほど。
だけど、きっと、これは基本料金で、他にも課金されていくと推測される。


そして、高いものは、もう天井なし。
月額25万以上~100万程度。
しかも、初期費用に何千万もかかる施設もあるようだ。


勿論、支払う金額により、
手厚い看護、綺麗な設備、様々な暮らしのサポートを施してくれるようである。


お金のある方達にとっては、
本人も、家族も、安心を手に入れられるに違いない。


だけど、こんなに多額の金額を支払える一般人って、
一体、どのくらいいるのだろうか?


姉もアタシもド庶民である。
ぜってー無理。

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