終結。
同じ年の知り合いの男性が、
会社を依願退職することになった。
彼は、一流会社の部長職。
仕事も出来るし、人望も厚い。
なのに、なぜ、今? という驚きと、
会社に執着しない潔(いさぎよ)さが、羨ましい。
聞いてみると、決してマイナスな理由で辞めるのではなく、
次にやりたいことの計画は、いくつかあって、
家族を養い続ける貯蓄も十分にあるので、
「取り敢えず、会社辞めてみる」と笑っていた。
「驚き」と「羨ましさ」と共に、
一番、押し寄せてきた感情は、「悔しさ」だ。
アタシの方が先に、
「会社、辞めます!」って笑顔で報告したかったのに。
「同い年」だからこそ、心がザワザワする。
「貯蓄も十分」「取り敢えず」だと?
人と比べるなんて全くのナンセンスなのだが、
あの人には出来て、なぜアタシには出来ないのだろう?
ある物事に終わりが訪れない限り、
新しい始まりを迎えることは出来ないんだ。
嗚呼、あの人は、
ひとつ終わりにすることで、
次の前進の余白を作ったんだ。

本日のまこメシ。
アタシは。
何しているのだろう?
【元気出せよのランチのまこメシ。】
・三種のお魚取り合せ御膳

最近、不思議と時が止まったような感覚に陥ることがある。
止まった?
いや、繰り返している感じだ。
一種の倦怠感かもしれない。
だけど、今の毎日がイヤなわけじゃないんだ。
相変わらず、気の合わない輩(やから)は会社にいるけれど、
それでも、結構、今の生活を愛しているんだ。
だけど。
アタシの中の小さなアタシが泣いている。
本当にやりたいこと、他にあるでしょ?
そう。
ある物事に終わりを告げない限り、
新しい始まりを迎えることは出来ないんだ。
そろそろ卒業の時期が来たみたいだ。
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