マレーシア紀行④

マレーシア紀行
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孤高の旅人 Ⅰ


ランカウイ島を飛び立ち、クアラルンプール(KL)に舞い戻る。
アリサとも別れを告げ、今日から孤高の旅人だ。


ホテルは、KLセントラル駅の真向かいに位置する「ル・メリディアン」。
便利な立地、落ち着いた内装に高級感も加わり、観光の拠点としては申し分ないホテルである。


ちなみに、一人で宿泊するにも関わらず、敢えてキングベッドを所望してみた。
縦にも横にもナナメにも寝られて、最高に寂しい。


重いスーツケースを手放したら、電車を乗り継ぎ、まずはKLの象徴・ペトロナスツインタワー(452m)へ。
墨田区が誇るスカイツリー(634m)よりは低いものの、その美しさと存在感は圧巻だ。


KLCC公園から見たペトロナス・ツインタワー。



都会のオアシス・KLCC公園を闊歩し、高級ショッピングモール・バビリオンやスリアKLCCに舌を巻く。


歩き疲れたら、Bukit Bintang(ブキッ・ビンタン)のフットマッサージ店へ。
入店早々、何故かアタシだけ、バケツで足を洗わされた。
そんなに臭いか?


夜は、路地裏に50軒ほどの屋台が立ち並ぶ・Jalan alor(ジャラン・アロー)へ。
「迷ったら一番人気のお店を選べ」のセオリーに従い、ひときわ賑わうお店に潜入。
タイガービア、エビのピリ辛炒め、チャーハンをオーダーしたが、英語力不足か、チャーハンではなく、白飯が運ばれてきた。


とにかく乾杯。

山盛りの白飯。シンガポール発のタイガービールは、マレーシアでも人気。エビのピリ辛炒めは絶品。
ジャラン・アローで賑わう店。通りの両側には、所狭しと中華のお店が並んでいる。


孤高の旅人 Ⅱ


今日も電車移動。
クアラルンプール郊外のヒンドゥー教の聖地・Batu Caves(バトゥ・ケーブス:洞窟)に到着だ。


入場する前から、高崎観音に似た巨大な神様が、はみ出し気味に見えている。
ここは、群馬か?


汗を拭き拭き、272段の急な階段をヨチヨチ登る。
至る所にヒンドゥー教の神々が祀られていて、登りきると大鍾乳洞、奥には寺院と、見応え十分だ。


ただし、野生の猿にはご注意を。
道中、至る所に鎮座し、身体の小さな女性や子供を襲ってくるのだ。


アタシも、何度も「シャーッ!」された。


やり返したが。



サルどもに別れを告げ、次に目指すは、Kuala Lumpur Railway Station(クアラルンプール鉄道駅)。
1910年に建てられたムーア建築が美しい歴史的建造物である。


そして、やっぱりいた、マレー鉄道に想いを馳せる、世界の鉄オタが!
「シャツは、パンツにイン」は万国共通。
何だか嬉しい。


更に、電車を乗り継ぎ、チャイナタウンへ。
どんな異国でも必ず定着し、活気ある街を作る中国パワーはお見事だ。


アタシのお目当ては、チャイナタウン内にあるCentral Market(セントラル・マーケット)。
クアラルンプール随一のお土産スポットだが、今日は買物は後回し。
ドクターフィッシュに、初チャレンジだ。


ドクターフィッシュとは、魚がウヨウヨいる水槽に足を入れて、古い角質を魚に食べて貰う美容法だ。
スパの一種と思い、気軽にトライしてみたのだが、アタシの足だけ、魚が猛烈、大集合!
世界の観光客の皆様に比べ、JAPAN代表だけ、入れ喰い状態である。


やっぱ、臭かったのかしらん?

つづく

脚にむらがる魚たち。

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