マレーシア紀行②

マレーシア紀行
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アリサ登場


空港から、アリサの住む街・Petaling Jaya(ペタリンジャヤ)へと、タクシーで1時間程ひた走る。
暮れ行く街を、車の窓から、飽きることなく眺めていた。


幾重にも重なるジャングル、唐突に現れる高層ビル群、そして又、緑深きジャングルの繰り返し。
流れる風景を見ていると、この国が、太古の自然に抱かれながら成長し続けているのが、良く判る。


夕刻7時、待ち合わせ場所に到着。
遂に、アリサ登場!
そして、すぐに退場!
まだ、仕事が残っているんだって。


しゃーない。
アリサの仕事が終わるまで、一人でお散歩。
安全そうなショッピングセンター・Tropicana City Mall(トロピカーナ・シティ・モール)を偵察だ。


館内は明るく、広く、清潔だ。
物価は日本の半分位だろうか?
派手な色味でディスプレイされた洋服は、すけすけひらひらエロカワ風。
レストランは多国籍で選り取り見取り。
モール内の映画館は最新シネコン。
ここは、新宿でしたっけ?
正直、マレーシアをナメてました。


館内には、「♂(男)と♀(女)の店」なる店もあったが、入る勇気はなく、正体不明。
後でアリサに聞いたけど、彼女は店の存在すら知らなかった。
永遠の謎となる。


宵闇が深くなる頃、仕事終わりのアリサが再び登場!
マレー風焼き鳥・サテと共に、南国テイストの薄いビールで、再会を祝おう。

「Cheers!(チアーズ)」 (乾杯!)


アリサがチョイスしてくれたお店は、地元っ子が集うローカル・レストラン。
バンド演奏が次々と繰り広げられているが、一番人気は、80年代の音楽を奏でる「おじさんバンド」のようだ。
中年おじさん3人組が「ぽろろ~ん」とギターを奏でると、店中の客が一斉に小さく揺れ、酔いしれる。
何でも揃うこの街も、夜はちょっこり群馬臭を漂わせる。



今夜は、アリサが社宅として滞在しているプール付き高級マンションにて一泊。

わーお!

マレー風の串焼き(焼き鳥)・サテとビール


ランカウイ島へ


マレーシア二日目。
アリサと二人で、2泊3日のランカウイ島へ出発した。


アンダマン海に浮かぶランカウイ島は、豊かな森と美しい海に囲まれた世界的人気リゾートだ。
極上の癒しを求めて、今、最高の夏が始まる……
筈だったよねー???


クアラルンプール発ランカウイ島行き・格安航空のエアアジア。
タイヤがパンクで、ずっぽり遅延。
わざわざ高価な午前便を予約したのに、後から出発した安価の午後便に抜かれた二人!


うなだれ気味に、何とかランカウイ空港に到着。
見た事もない大雨の中、屋根のない場所で降機させられ、久しぶりにダッシュする。
亀より遅く、ずぶ濡れの二人!


ヨロヨロと、ホテルに到着。
嬉し恥ずかし水着に着替え、ホテルのビーチ・バーへ。
ん? 改装中?
洒落た水着で、工事現場に立ち尽くす二人!


気を取り直し、お米博物館・Laman Padi(ラマン・パディ)の中にあるレストランへ。
ん? この店も改装中?
ランカウイ島まで来て、田んぼだけ見て帰ってきた二人!


めげずに、地元っ子に人気のシーフードレストランとお目当ての雑貨店へ。
島のメインストリートは、ビーチ沿いの一本だけ。
一本道なのに、道に迷う二人!


タクシーでホテルに帰りたいのに、ホテル名を覚えていない二人!


たーすけてーー!

つづく

ランカウイ島のシンボル・イーグルスクエア (大鷲像)

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