晩酌

なんでもない日常

魔女の一撃。

魔女の一撃。 そりゃあ、もう、張り切って。会社で、片付けをしていたら。 背中を「ピキッ!」と小さな電流が走る。ヤバい。「魔女の一撃」を喰らっちまったようだ。 「魔女の一撃」とはドイツ語で「ギックリ腰」を意味する。中世から使われている表現らし...
なんでもない日常

モヤモヤ、一つ消えた。

モヤモヤ、一つ消えた。 モヤモヤが溜まっていた。 「それは違うのでは?」と思っても、相手に遠慮して、自分の意見が云えられなかったからだ。 だけど、先日、思いきって伝えてみた。そしたら、相手はあっさり受け入れてくれた。 なーんだ。一体、アタシ...
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朝、月に逢える。

朝、月に逢える。 最近、急に寒くなってきて。あったかい布団から抜け出すのも、辛くなってきたけれど。 西向きのアタシのお部屋。早朝、ベランダから空を眺めると、西の空高くに、白い月が見えるんだ。 夜に見る月とは違い、今にも消えてしまいそうな薄明...
なんでもない日常

未来のアタシへ。

未来のアタシへ。 今、アタシは「自由」を楽しんでいる。ガムシャラに、仕事するのも自由。真っすぐに、恋をするのも自由。笑うのも自由。哀しむのも自由。裏切るのも自由。今は、色んな自由を、味わい尽くしたい。 だけど。いつか、後悔する時が、来るかも...
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努力しても報われない職場に、疲れてしまいました。

努力しても報われない職場に、疲れてしまいました。 今日に至るまで。アタシは、良心的に働いてきたつもりだ。 一生懸命は当たり前。頂いた仕事は一ミリも手を抜かず、最善を尽くしてきたと自負している。人さまに迷惑をかけてはならない、なんなら、少しで...
なんでもない日常

紅茶と食器と元カレと。

紅茶と食器と元カレと。 元カレは、紅茶が好きな人だった。猫舌のくせにね。熱い紅茶にフーフー息を吹きかけている彼の姿を見るのが、アタシは好きだった。 だからアタシは、美味しい紅茶がいつでも飲めるよう、ガラス製の美しいティーポットを購入し、一人...
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どんなふうに生きたいの?

どんなふうに生きたいの? 「死」は「生」の一部にすぎないと、あの人は云った。生き抜くために「死」は与えられるのだと。 喜びを味わうには、まずは、哀しみを知りぬくこと。幸福と不幸は、より合わせた縄のように、交互にやってくる。誰かの為にだけ生き...
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あの人は、人を殺すだろうか?

あの人は、人を殺すだろうか? アタシは、混雑している郵便局が嫌いだ。並んだり、待ったりするのが、イヤなわけじゃない。忙しさのあまり、粗暴な態度をとる局員と対峙するのが、苦手なのだ。だから、いつもは、空いている時間帯に訪れるのだが。その日は、...
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白い花を部屋に飾ると、恋が実る。

白い花を部屋に飾ると、恋が実る。 花屋さんで、切り花を見ていたら、可愛い店員さんがニコニコと近づいてきて、こう告げた。 「白い花を部屋に飾ると、恋が実るらしいですよ」 素晴らしく耳よりな情報なのだが。残念ながら、アタシには、彼氏もいなきゃ、...
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全ての道は、猪木に通ず。

『道』 『道』という詩がある。 アントニオ猪木さんの座右の銘だ。 道 この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。 故・清沢哲夫さん(宗教家・哲学者) 故・清沢哲...