晩酌

なんでもない日常

報われない日々。

報われない。あの人が、ぽつり、呟いた。「報われないな」ふむ。どうやら、アタシだけじゃないらしい。「報われない」と感じている人、結構、多いんだな。努力の仕方が間違っているの?見返りを期待し過ぎているの?ううん。キミの努力が足りていないとは思わ...
スピリチュアル

第93柱 『ばいばい、悪魔』

悪魔、退職。ついに。悪魔のようなアク部長が会社を去った。(アク部長については第69柱 『悪魔が上司になるなんて』を参照)アク部長とは、「超」がつくほどのパワハラ男である。だけど、懲戒免職でもなく、自らの辞任でもない。ただの定年退職である。何...
なんでもない日常

香りにまつわるエトセトラ。

タバコの香り。昔。アタシがタバコを嗜(たしな)んでいた頃の話。当時、付き合っていた彼は、タバコは吸わず、タバコも、タバコを吸う人のことも毛嫌いしていた。ある日、こんな言葉を吐かれたこともある。「どんなに好きなオンナの唇でも、灰皿を舐めている...
ああ、腹立たしい。

イカ騒動。

実家に帰省。アタシは、魚が捌(さば)けない。不器用だし。ヌルヌルも嫌いだし。だけど、以前、実家に帰省した際に、スーパーで美味しそうなイカを発見。「ま、イカくらいなら、何とかなるか」と、丸ごと購入してみたんだ。いざ。YouTube動画をお手本...
なんでもない日常

掃除をしよう!

断捨離に憧れています。ゴールデンウィーク、前半突入。連休前は、仕事が忙しかったので。一人暮らしのアタシのお部屋は、うっかりごちゃごちゃ。カオス状態である。掃除とか。断捨離とか。この機会に、バッチリしたいのだよ!とは云え、折角の三連休。たらふ...
なんでもない日常

直ちに、速やかに、遅延なく。

司法書士。仕事の都合で、司法書士の先生と話しをする機会があるのだが。法の下で働く彼らは、容赦ない突っ込みが多い。「すみませーん! 直ちに、修正しまぁーす」「法令で用いられる短期的な期間の表現は、『直ちに』『速やかに』『遅滞なく』の3種類があ...
なんでもない日常

宝探し。

高級レストラン。昔、友人たちと、初めて高級レストランを訪れた時の事である。見たこともないような贅沢な料理の数々。残して、後で悔やまぬよう、高級そうな料理から、優先して食べた。だから、いつでも食せる「黒ゴマ」は、きっぱり残したんだ。キャビアだ...
なんでもない日常

父はクチ下手。

留守電。一人暮らしの実家の父へは、大体、アタシから電話する。普段はクチ下手の父だが、それでも、楽しくお喋りしてくれる。先日、珍しく、父から着信があったようで、1件、留守電が残されていた。あれ? お父さん。いったい、何の用かな?(以下、留守電...
なんでもない日常

自分の足でどこまでも歩いていける。

友の言葉。病を患った親友が、亡くなる2週間前に遺した言葉。皆、贅沢だよ。食べたい物を食べられるでしょ。自分でトイレに行けるでしょ。その気になれば、自分の足でどこまでも歩いて行けるでしょ。生きられるだけ、いいじゃない。そう。アタシは、今年も、...
なんでもない日常

スコール。

スコール。昔、訪ねたアジアの国。南国の突然のスコールは、アタシの心をトキめかせた。さっきまでの青空が、風のざわめきと共にかき曇り、雷の光を合図に、大粒の雨で熱い身体は濡れそぼる。嵐のように近づくスコールは、何だか、恋の始まりに似ていないか?...