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第71柱 『恐怖を感じる3分前』

恐怖を感じる3分前。アナタは、幼い頃の記憶を、何歳くらいから持っているだろうか?幼児期健忘と呼ばれ、3~4歳以前の記憶を覚えている人は、殆どいないそうだ。アタシの場合。幼少期の、日常の出来事は忘れてしまったが。恐怖を伴う体験だけは、鮮明に覚...
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第67柱 私の母さん神様『楽しい日々は続かない』

理想の上司。以前の上司は、理想の上司だった。彼は、皆より1時間半前に出社し、黙々と自分の仕事を片付けていた。就業時間内は「部下の為に尽くす」と云って、報告・連絡・相談を「いつでも」聞いてくれた。そして、毎日、定時には会社を出て、大好きな映画...
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第66柱 私の母さん神様『お彼岸』

お彼岸。秋のお彼岸(おひがん)がやって来た。お彼岸とは、「春彼岸」と「秋彼岸」の年に2回。それぞれ「春分の日」と「秋分の日」を中日(ちゅうにち)とし、前後の三日を合わせた七日間のことを云う。お彼岸の中日(ちゅうにち)は、何とも興味深い日であ...
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第65柱 私のあねご神様『選択』

分かれ道。ある時、会社の同僚が、真剣な顔をして問うてきた。「私、人を好きになってもいいのかな?」彼女は、経理担当のしっかり者。女優の綾瀬はるかさんに似ている超絶美人である。(なので、このブログでは、彼女の事をハルカさんと呼ばせていただく)ハ...
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第64柱 『水の中』

水の中。水中から見上げる太陽は、何て美しいのだろう。揺れ踊る波間をすり抜けた光の帯が、幾重にも重なり合い、宝石の矢のように降り注いでいる。その時、アタシは、薄れ行く意識の中で、うっとりと水面を見上げていたんだ。あれはまだ、アタシが小学校低学...
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第63柱 『変わらないモノ』

三者”快”談。失礼を承知で云うが。アタシの尊敬するプロデューサーM氏は、ちょっこり『ヨーダ』に似ている。『ヨーダ』とは、『スター・ウォーズ』の主要キャラクターの一人で、見た目は小柄な老人だが、銀河系最高の剣士と呼ばれるジェダイ・マスターのこ...
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第62柱 『福の神と貧乏神』

貧乏神。オイラは、「貧乏神」。痩せっぽちで、ボロボロの服を着て、皆に嫌われ者のオイラだが、れっきとした「神様」だ。あちこちから追い払われ続け。流れ流れて、今は「まこ」という名の女の家にいる。四角い部屋を、丸く履き。たまに、燃えるゴミを出し忘...
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第61柱 私のあねご神様『目に見えないもの』

三代目。「酒の一滴は、血の一滴!」いつものフレーズを叫びながら。グラスを逆さまにして、最後の一滴まで、己(おのれ)の舌に流し込んでいる女性がいる。彼女は、活動写真プロデューサー。創業100年を超える老舗映画社の三代目だ。1910年(明治43...
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第60柱 私のあねご神様『夢を追う人』

夢を追う人。映画に携わる会社で仕事をしていると。たくさんの「卵」たちが、アルバイトとして訪れる。監督の卵俳優の卵脚本家の卵などなど。彼らは、アルバイトをしながら、自主映画を制作したり、小さな舞台に出演したり、作品をコンクールに応募したりと、...
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第59柱 私のあねご神様『好きな人、嫌いな人』

映画祭。その頃。ある映画祭で、「日本映画の旧作」部門を担当する事となった。それまで、邦画の旧作を、殆ど観たことがなく。最初は、「え? クラシック映画のどこが良いの?」と思ったが。いやいや。日本映画が娯楽の頂点に君臨していた1950年代頃の作...