お家ごはん

なんでもない日常

心に北風が吹いている。

強風。せっかく声をかけてくれた飲み会のお誘いも、断ってしまった。秋の行楽シーズンだというのに、外に出ることさえ渋っているんだ。最近、色々あり過ぎて、でも、仕事は辟易(へきえき)するほど、忙しくて。最低限、生きていく上で必要なこと以外は、何だ...

父の認知症が始まった。#5

誰かが死ぬまで空きません。「100人、待ってるんですよ」「誰かが死ぬまで空きません」義理の両親の介護を経験したアタシの姉は、以前、公的施設関係者に入居を相談した際に、こんな恐ろしい言葉を、投げられたそうだ。ぶるっ。背筋が凍るじゃないか。だけ...

父の認知症が始まった。#4

認知症1年生。「今度、病院でアレをやるんだ」アレ?優勝か?MRI検査。奇妙な筒の中に横たわり、脳や身体の中を撮影する例の「アレ」である。父の場合、掛かりつけの病院で認知症の初期症状がみられると診断されたが、再度、専門医によるMRI検査を勧め...
なんでもない日常

招かれざる客。

入ってもいいですか?ほら。絶対、そうだ。素敵な洋服屋の店先をウロウロしていても、「いらっしゃいませ~」と、明るくお店に招き入れて貰えないんだ。銀座の高級ブランド店の入口に立つドアマンに至っては、1秒で目を逸らしやがったぞ。招かれざる客。どー...

父の認知症が始まった。#2

19時00分。19時ジャスト。アタシから父に電話するタイミングは、いつもこの時間だ。父の生活習慣を考えると、父が毎日欠かさず見ているNHKのニュースと天気予報が終わり、一番、電話をとりやすい状況にいるからだ。しかし、アタシは、今日も残業。会...
なんでもない日常

元気があれば、何でもできる。

映画『アントニオ猪木をさがして』(ネタバレなし)プロレスも好きじゃない。アントニオ猪木のことも、よくは知らない。そんなアタシが猪木さんに興味を持つようになったのは、数年前、訪れたレストランで、偶然、彼に出会ってからだ。猪木さんは、満席の店内...

父の認知症が始まったと云われた。震えている。#1

認知症。それは、突然の知らせだった。「今日、お父さんと一緒に、病院の先生のお話を聞いてきました」「認知症が始まったようです」姉のLINEの文言は、とても静かで、だからこそ、優しくもあり、恐怖すら感じた。父は、現在、田舎で一人暮らし。母は、随...
スピリチュアル

第103柱 『電気が切れる。スピリチュアル』

まただ。電球が切れた。以前、家電が立て続けに壊れる時は、「転機が訪れる前触れ」とお伝えしたことがある。(詳細は、「物が壊れる」メッセージ。を参照)そう、あの頃、アタシの家の家電が、立て続けに壊れた時は、大嫌いな上司(アク部長)の退職が確定し...
なんでもない日常

おじさんOLの三連休。

三連休、何をする?魅惑の秋の三連休。不覚にも、何の予定もない。いや、いいんだ。むしろ、正解なんだ。心身ともに疲れ切っちまっている今だから、ライフワークの乱れを3日で鎮められる一世一代の大チャンスなのだよ。まずは、昼まで寝る。寝る、寝る、寝る...
なんでもない日常

ぜんぶ壊したくなる。

ストレス。ダメだ。もう、限界だ。仕事に忙殺されているせいか、身体が疲れているせいか、心まで、ずどんと疲れちまっている。こんな時に、理不尽だな、報われねーな、なんて事が続いたりすると、ストレスかな。何だかね。ぜんぶ壊したくなるのだよ。嗚呼、放...