実家

父の認知症が始まった。#28

まだらボケ。 父の認知症の種類は、「脳血管性認知症」。加えて、「アルツハイマー」も少し出ているそうだ。(認知症の種類については、父の認知症が始まった。#13を参照) 「脳血管性認知症」の特徴は、脳がダメージを受けた部分の機能は低下しているが...
スピリチュアル

第124柱 『精霊馬・精霊牛』

キュウリとナス。 アタシの実家の地域の「お盆」は、旧盆の8月13日から16日までの4日間。ご先祖様を自宅にお迎えして供養する大切な夏の風習だ。 今年も、本日13日に、提灯を吊り下げて、先祖の霊を迎えに行ったのだが、こころで、ははん。キミたち...

父の認知症が始まった。#16

どうする? 家と土地。 一人暮らしの父の認知症が発覚し、「実家の家と土地はどうするのか」と家族会議を始めたアタシたち。 そんな矢先。2024年4月1日から、「相続登記の義務化」が始まると聞いたんだ。 そうぞくとーきのぎむか?何やねん? よし...

父の認知症が始まった。#12

父の気持ち。 2月からデイサービスを開始した。週に1度、お迎えのミニバスに乗り、施設を訪問するのである。 「お昼が出るのはありがたい」 「5~6時間、施設にいなきゃいけないのは長い。手持ち無沙汰だな」 本人としては、良い点も悪い点もあり、と...
なんでもない日常

明けまして、戦場でございます。

親戚集合。 毎年の恒例行事。実家にて、新春を祝う。 一人暮らしの父の家に、父にとっての子・孫・ひ孫達が大集結。 母は、ずっと前に亡くなっているので、皆をもてなす要員として、アタシが迎え撃つこととなる。 地元のスーパーは、この町にこんなに人が...

父の認知症が始まった。#7

実家にて。 「ぎりぎりボケてるらしい」「この前までは、ぎりぎりボケてなかったんだけどな」元気を装っているのだろうか?そう云って、父は明るく笑った。 この三連休を利用して、実家に帰省してみたが、1か月半前に会った父と、今、目の前にいる父と、何...
スピリチュアル

第101柱 『故人が姿を借りて会いに来る』

お墓参り。 秋のお彼岸の今日。母のお墓参りに行った。 そして、やっぱりいた。ひらひらと舞うモンシロチョウが。 季節でもないのにね。くーるくると、楽し気に飛び回っているんだ。 お墓だけじゃない。ふと、母のことを思い出すと、近くに蝶がいることが...
ああ、腹立たしい。

江戸っ子vs田舎っぺ。

ふるさと。 東京・本所(ほんじょ)で生まれ育った三代目のあの人は、生粋の「江戸っ子」で。 帰省の時期になると、必ず、アタシにこう云うんだ。「田舎があっていいね。羨ましい」と。 田舎=故郷(ふるさと)の意味だって、分かっているし。「ふるさと」...
なんでもない日常

あたほ。

父からのメール。 独り暮らしの父から、久しぶりにメールが届いた。『あたほ』これ、どういう意味だろう? 電話で聞いてみると、慣れないメールで、悪戦苦闘しているとのこと。「うまくメールが送れないんだよ」 そこで「父の日」に帰省した際に、父のスマ...
なんでもない日常

透明人間。

会話泥棒。 一人で、ランチをしていたら。隣席の話が、耳に飛び込んできた。 聞き耳を立てていた訳ではないのだが、聞こえてしまう見知らぬ女性二人の内輪話。 ふむふむ。4年ぶりの再会で、外食するのも久しぶり。 Aさんは、上の子供が大学受験に合格し...