第118柱 『友よ、夢枕で会おう』

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死後の世界はあるの?


亡くなったアタシの知り合いたちは、
しばしば夢の中に現れる。


先日も、
数年前に癌で亡くなった友人が、夢枕に立ったんだ。


その姿は、「最期の時」よりも若く、
闘病の末、亡くなったとは思えないほど、美しかった。


アタシは、「元気そうだね」と声を掛け、
とっさに、彼女の腕に触れてしまったが、


その腕は、
とても柔らかく、温かかったんだ。

彼女は、「うん。元気だよ」と笑顔で告げ、
今はこんなに幸せなんだと、次々と語り始めた。


おーい、そんなに矢継ぎ早に話さなくていいよ。
ちゃんと、聞いているからさ。


だけど、久しぶりに会えたから。
アタシも、ちょっとだけ、聞いていいかな?


ねぇ、死後の世界はあるの?

肉体は滅びても、魂は永遠に生き続けているの?

知りたいよ。

ねぇ、教えてよ。



しかし、友人は、答えてはくれない。
神様ルールがあるからな。
(「神様ルール」については、第12柱 私の母さん神様『神様ルール』を参照)












だけど。










そんなこと、どうでもいいじゃないか、とも思うんだ。











死後の世界があろうと、なかろうと、








今、目の前の彼女が、こんなに幸せそうなのだから。



本日のまこメシ。


友よ、出来れば。


もう少し頻繁に会いに来てくれないか?

【友よ、べっちゃべちゃだけど、チャーハン一緒に喰うかね?のまこメシ。】
・卵とレタスチャーハン
・残り野菜のグリル(カボチャ/ピーマン/玉ねぎ)
・即席みそ汁
・キウイ
・豆乳



死後の世界があるかなんて、誰にも分からない。

だけど。

科学的に証明できないから「存在しない」と結論付けてしまうのは、とても危険だと思うんだ。




人間が解明できたことなんて、きっと僅かに違いない。

なのに、全て知っているような顔をして、死後の世界を否定することは、人間の驕(おご)りでしかないと思うのだよ。




アタシは、死後の世界を信じよう。
友人たちは、そこで幸せなんだと、願い続けよう。


それに。

いつか、また、死後の世界で、
皆と再会できるという希望があった方が、素敵だと思わないか?




さぁ、友よ。
また、夢枕に立ってくれ。


アタシは、夢の淵で、
待っているからさ。

つづく



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