なんでもない日常

人知れず老ける、夏。

人は夏に老ける? 真夏の紫外線を避けるんだ。冷房の効いた部屋に籠りきり。 「涼しくなってからね」と、誰かの誘いも断るんだ。 ごろんと横になって、アイスなんて食べちゃってさ。 夏から逃げ回っていた筈なのに。気が付くと、完全に夏に負けちまってい...
スピリチュアル

第99柱 『靴がなくなる夢ばかり見るんだ』

夢占い。 さっきまで履いていた筈なのに。バスを降りたら、靴がない。結局、道路を、裸足で走った。 ここにしまった筈なのに。下駄箱に入れた靴がない。アタシの靴だけ、見つからないんだ。 最近、靴をなくす夢ばかり見る。アタシの身に、何か起こるのだろ...
なんでもない日常

祈り。

祈りは届くのか? 「祈ったって何も変わらない」という人がいる。 そうだね。他力本願だし。そもそも、存在すらしない神に祈っているのかもしれないし。 だけど、本来、祈りとは、「都合の良い願いごとを叶えるための呪文」ではない。やれることは全てやっ...
ああ、腹立たしい。

江戸っ子vs田舎っぺ。

ふるさと。 東京・本所(ほんじょ)で生まれ育った三代目のあの人は、生粋の「江戸っ子」で。 帰省の時期になると、必ず、アタシにこう云うんだ。「田舎があっていいね。羨ましい」と。 田舎=故郷(ふるさと)の意味だって、分かっているし。「ふるさと」...
なんでもない日常

「もしも」なんてないのは、分かっているけれど。

家族連れ。 「もしも」なんてないのは、分かっているけれど。仲の良い家族連れを見ると、ふと、思ってしまうことがあるんだ。 あの時、別の道を選んでいたら、今頃、どうなっていたのかな、と。もしも、あの時、手を離さなければ。 もしも、あの時、涙を見...
なんでもない日常

白い服にトマトソース。

玉手箱。 白い服の時に限って、トマトソースとか、カレーとか、手を出してはいけないモノに喰らいついている。 ふと、気づくとさ。胸のところに、シミ一つ。袖のところに、シミ一つ。オマタのところに、シミ一つ。 絶望である。 白い服の時ほど、トマトソ...
スピリチュアル

第98柱 『11時11分』

エンジェルナンバー。 先日、羽生結弦くんが、午後11時11分に結婚発表をした。常にトップを走る彼が、「1」にこだわるのも頷ける。「1」が並ぶ「1111」は、エンジェルナンバーと呼ばれ、とても縁起の良い数字だ。 「望みが実現する。人生にポジテ...
なんでもない日常

いとも簡単に夏休みは去っていく。

アタシの夏休み終了。 アタシの4日間の小さな夏休みは、本日、いとも簡単に終わりを告げた。 大人の夏休みなんて、あっけないね。避暑地なんて、訪れもしなかったけれど。 友人と昼からビール呑んでさ。映画『キングダム 運命の炎』も観たよ。 部屋の掃...
なんでもない日常

今更だけど。東京都庁に行ってみた。

展望台から見えたモノ。 小さな夏休みをとったので、汗を拭き拭き、都庁を訪れた。 特に用事はないけどね。1度は来てみたかったんだ。 どんと聳(そび)える庁舎は、誇り高い要塞みたいだ。 無料の展望台から見える景色は、思いのほか圧巻で、遠くの雲ま...
なんでもない日常

少しずつ肩の荷を下ろす。

小さな夏休み。 木曜日と金曜日、急遽、休みをとることにした。土日を合わせると、4日間の小さな夏休みである。 避暑地に出かける予定もないし、特別な用事もなにもない。 だけど、チカラを抜きたくなったんだ。自分に優しくしたくなったんだ。 もういい...