誰や?
この世には、自分にそっくりな人が、自分を含めて3人いて、
その人に出会うと死んでしまう、という都市伝説を聞いたことがある。
そう。
ドッペルゲンガー現象である。
高校生の頃、地元で、友人から、
「あんたにそっくりな人を見かけた」と云われたことがある。
バイト先の後輩男子(かなりのヤンキー)から、まじまじと見つめられ、
「顔や声までそっくり」と呟かれ、
街中で、見知らぬチンピラ達から、
「姐(ねえ)さん、お疲れさまです!」と、頭を下げられた事も、何度かある。
目撃情報からすると、
どうやら、アタシのドッペルゲンガーは、かなりのヤンチャ娘のようだ。
云っておくが、当時のアタシはヤンキーではない。
品行方正、か弱く、マジメで初心(うぶ)な清き高校生だったぞ。
アタシは、アタシのドッペルゲンガーに会ってみたくって、
友人にもお願いして、結構、探し回ってみたけれど。
不思議だな。
目撃情報は増えるけれど、
結局、
一度も会うことはなかったんだ。
本当に、ただ似ているだけの人が存在したのか?
あるいは、自分とそっくりの姿をした「何か」が現れ出た超常現象なのか?
今でも、謎なんだ。
本日のまこメシ。
もう一人、そっくりな人がいるならば。
次は、しとやかな令嬢であってくれ。
【しとやかに手作り弁当のランチのまこメシ。】
・稲荷寿司/イカの天ぷら/おから/漬物
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自分にそっくりな人に、会ってみたいとも思うけれど。
本当は、「誰かと似ている」なんて云われたくもないんだ。
誰かと似ているなんて、まっぴらゴメン。
理想を云えば、唯一無二の人になりたいんだ。
だけど、
実際は、
何者でもない、
つまらない、
アタシ。
もし、アタシが、誰かのドッペルゲンガーであったのなら、
こんなドッペルゲンガーで、ごめん。
似ているのが、アタシで、ごめん。
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