父の認知症が始まった。#46

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認知症の初期症状。


初めて、父の異変に気付いたのは、
父がレジで1万円札ばかり出すようになったときだ。


簡単な計算が出来なくなっていたのかもしれないな。
引き出しの中に、小銭(おつり)の山を見つけた時には、震えが止まらなかったのを覚えている。


アタシは父以外にも、仕事関係で認知症になった人を数名知っている。
今回は、その人達に感じた違和感(初期症状)について、語りたいと思う。


近しい人の異変にいち早く気付けるよう、参考にして欲しい。





① 記憶力の低下


まずは、なんと云っても「記憶力の低下」である。
人の名前、最近の出来事、会話の内容、打合せ日時など、頻繁に忘れるようになる。


これは、誰にでもある「物忘れ」とは明らかに違う。
優しい気持ちでジャッジしたとしても、「ギョッ」としちまうレベルなんだ。


昨日、誰かと電話で話したことは覚えているけれど、
「誰と」「いつ」「何を」話したかは、全く思い出せない。


昔のことはよく覚えているけれど、最近の出来事が思い出せない。
これは、アルツハイマー型認知症の代表的な初期症状である。





② 隠し事が増える


周囲からみたら、何事もなく生活しているように見えても、
おそらく本人だけは、「何らかの変化」に薄々気付いているに違いない。


だけど、それを認めようとしない。
そして、隠そうとするんだ。


だからなのか。
生活のちょっとした失敗を「内緒にする」ようになる。


申し込みをするのを忘れたとか、
実は、数日前に転んでいたとか。


以前だったら、普段のお喋りの中に盛り込みそうなことを、
悟られないように、
暴(あば)かれないように、
本人は、口を噤(つぐ)むようになる。


小さな隠し事が増え始めたら、それは、その人の不安の表れだ。
認知症の入口に立っているのかもしれない。



③ すり足歩行になる。


「最近、歩幅が狭くなった」「ふらふらと歩くようになった」といった現象は、
認知症の初期症状と云われている。


はい、その通り。


これは、認知症に限ったことではないが。
「あれ? あの人、すり足で歩き始めたぞ」と感じると、大体、数年で姿を見なくなることが多い。


現在、元気な人も、何もない場所で転ぶようになったら、注意が必要だ。


あの人は、「2ミリ」くらいしかない段差?でつまずいていたぞ。



本日のまこメシ。


何カレーか忘れた。


これも予備軍?


【今や定番!無印のカレーの本日のまこメシ。】
・『無印良品』何カレー?
・簡単サラダ
・フォカッチャ
・豆乳
・スイカ



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人生100年と云われるこの時代。
現在、日本における65歳以上の約5人に1人が認知症だと云われている。


勿論、アタシだって、他人事ではない。
いつ、手を上げることになるやもしれないんだ。


だけど、自分がそうなるより哀しいと思うのは、
自分の近しい人が認知症になること。


信じたくないし、信じない。
現実を受け入れられないんだ。




だからこそ、
普段から、近しい人と、互いによく見て、よく話しを聞くことが重要だ。


「小さな変化」にいち早く気づいて、
早めに適切な治療へと導いてあげられるかもしれないぞ。



恐れるよりも。


知るべきなんだ。


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