日常

なんでもない日常

自分の足でどこまでも歩いていける。

友の言葉。 病を患った親友が、亡くなる2週間前に遺した言葉。 皆、贅沢だよ。 食べたい物を食べられるでしょ。 自分でトイレに行けるでしょ。 その気になれば、自分の足でどこまでも歩いて行けるでしょ。 生きられるだけ、いいじゃない。 そう。アタ...
なんでもない日常

独身オーラ。

おひとつからでもお買い求めいただけます。 夕暮れせまる商店街で、美味しそうなコロッケを売っていた。チラと横目で眺めると、「おひとつからでもお買い求めいただけますよ」と、優しいお声がけをいただいた。 自身の過去を振り返ると、ふむ、この言葉、よ...
なんでもない日常

出会いの季節。

どこにでも出会いは転がっている。 人事異動の季節。我が社にも、新しい風が吹いた。 そのうちの一人は、50代後半の男性H氏。アタシの上司になる方で、本日、初対面のご挨拶である。 マスクの上からでも読み取れる、温厚そうな雰囲気。ふー。良い人そう...
なんでもない日常

あと何回、桜を愛でることが出来るのだろう。

あと何回……。 幼い時には、考えた事もなかった。あと何回、桜を愛でることが出来るのだろう。 そんな事を思うようになったのは、勿論、年齢を重ねたことも、理由の一つであるが。この世の仕組みを、ほんの少し、理解してきたからだと思うんだ。 人生なん...
なんでもない日常

スコール。

スコール。 昔、訪ねたアジアの国。南国の突然のスコールは、アタシの心をトキめかせた。 さっきまでの青空が、風のざわめきと共にかき曇り、雷の光を合図に、大粒の雨で熱い身体は濡れそぼる。 嵐のように近づくスコールは、何だか、恋の始まりに似ていな...
旅行

呼ばれた人だけが行ける国、インド。

呼ばれないアタシ。 旅人の間では、インドは、呼ばれた人だけが行ける国と云われている。 仮に、行けたとしても、呼ばれていない人がインドへ行くと、災難ばかりが続くそうだ。 アタシは、生涯で3度、インド旅を企画したのだが、何故か、全て、直前で、中...
なんでもない日常

素朴な疑問。桜の下のピンクのヤツ。

素朴な疑問。 お花見シーズン真っ盛り。毎年、疑問に思うのだが。お花見に、ピンクの服を着てくるヤツがいる。何故だ? 短絡的に、桜=ピンクを想像してしまうのか?雑誌をお手本にしたお花見コーデなのか? だけど。本物のピンク(桜)に勝てる筈もなく。...
なんでもない日常

だらだらを満喫するぞと意気込む週末。

だらだら満喫デー。 溜まった家事や調べもの。そのうちやるわと放っておいた雑事など。 やらなきゃならない事は、一杯あるけれど。今週末は、最高に、だらだらを満喫したい気分なのだよ。 だらだら寝たいし。だらだら呑みたい。パジャマのままで、だらだら...
なんでもない日常

一人暮らし。反面教師。

人の振り見て我が振り直せ。 会社に、50代後半の独身男性がいる。結婚歴はなく、ずっと一人暮らしだそうだ。 自由な生活に慣れ過ぎたせいか?人の目を気にしなくなるのか?彼は、周りへの配慮に欠ける言動が、実に多い。 エアコンの温度を、勝手に上げる...
なんでもない日常

遊んで暮らしたい病がやってきた。

遊んで暮らしたい病。 アタシが時々かかる流行り病。「遊んで暮らしたい病」がやって来た。 最近、あったくなってきて。ぽかぽかぽかぽか、いい気持ち。 もう、仕事なんてしたくない。宝くじでも当たらないかな。 毎日、ゆらりと散歩して。お茶なんかしち...