特別な人。
先輩が会社を辞めた。
とても優秀で優しい人だった。
先輩の上司が云っていた。
「3回引き留めたけれど、意志は固く、辞めてしまった」
「彼女はとても気の利く人。特別な人だった」
ならば、どうして、もっと大切にしなかったの?
報酬を上げるとか、感謝の意を言葉で伝えるとか、いろいろ方法はあったでしょ?
大切にしなかったくせに。
先輩の優しさに甘えていたくせに。
特別な人だった?
今さら、そんなことを云ったって、遅いよ。
雀の涙程度の報酬と、
不安定な立場(契約社員)だけを与えて、
善意の搾取ばかりしてさ。
何でもやってくれて当たり前なんて思うなよ。
人を大切にしない人は、
人からも大切にされない。
会社だって同じ。
いや、会社だからこそ、
もっと人(社員)を大切にするべきなんだ。
ふん。
人(社員)に捨てられるよ。

本日のまこメシ。
だから。
アタシの給料も上げてくれ。
【特売のちくわに頼る晩酌のまこメシ。】
・ちくわチーズ大葉の揚げ焼き
・冷やしきゅうり(くるみ味噌乗せ)
・キムチ奴
・蒸し枝豆
・ビール

椅子に座って、ふんぞり返っているだけの上層部は、
「アイツの代わりなんて、いくらでもいる」と思っているのだろうけれど。
そんなヤツほど変わりはいるさ。
現場で頼れる「特別な人」なんて、そうはいない。
先輩の代わりに来た「凡人/奇人」によって、
彼女を手放したことを、心の底から後悔すればいい。
人は「人材(材料)」ではない。
人は「人財(財産)」なんだ。
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