父の認知症が始まった。#49

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言語障害。


父が認知症と診断されてから、1年と11カ月が経過した。
子供の欲目か、症状は大きく進行していないように見える。


車の運転はとりやめ、面倒な手続きや大きな買い物は家族がするようにしているが、
一人暮らしの家事全般も含め、日常生活は問題なく送れているようだ。


が、最近、特に、身に沁みて感じるのは、
父の言葉が、咄嗟に出てこなくなったことである。


スピードもかなりゆっくりだ。
会話の途中に、「あー」とか「あれ、何だっけ?」という言葉を、頻繁に挟み込むようになったな。


話の内容は十分理解しているみたい。
だけど、話したいのに、なかなか適切な言葉が浮かばないようだ。


やはり、一人暮らしで、話し相手が家にいないというのが大きな問題なのかな。
でも、そういったご家庭は、沢山あるように思うぞ。





週に1度のデイサービスは、欠かさず行っているし。
家族もなるべく自宅訪問したり、電話をかけたりしているのだが。


アタシも、もっと。


帰省したり、電話しなくちゃだな。


本日のまこメシ。


ちょっとだけ帰省。


ちょっとだけ晩酌。


【残り物でごめんねの父と晩酌のまこメシ。】
・野菜の天ぷら(かぼちゃ/大葉)
・冷やしトマト
・ししとう焼き
・かまぼこ
・温かいそうめん
・ビール






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父の認知症の種類は、血管性認知症で、アルツハイマーも少し出ているとのこと。

特にアルツハイマーは、進行に伴い記憶力や言語能力が低下すると云われている。


本人も、新聞記事を音読したり、「脳トレゲーム」をしたり、出来ることは頑張っているのだが。





そんな中、父が母の神徒壇(仏教でいうところの仏壇)に向かい、
亡くなった母の名を、3度、呼んでいるのを聞いてしまった。


最初は、小さく。


それから、もう少し大きな声で。


最後は、腹の底から叫ぶ感じで。









「〇〇子ーーーっ!!」








父はいつか、母の名まで忘れてしまうのだろうか?


いや、きっと、それだけは忘れない。


そんな気がした。


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