香りの記憶

なんでもない日常

香りにまつわるエトセトラ。

タバコの香り。 昔。アタシがタバコを嗜(たしな)んでいた頃の話。 当時、付き合っていた彼は、タバコは吸わず、タバコも、タバコを吸う人のことも毛嫌いしていた。 ある日、こんな言葉を吐かれたこともある。 「どんなに好きなオンナの唇でも、灰皿を舐...