守護霊とは?
アナタは、「守護霊」の存在を信じているだろうか?
信じるか信じないかは、勿論、アナタの自由だ。
興味のない方は、いつもの通り、スルーして欲しい。
でも。
いたら、いいな。
いたら、お話したいな。
と思っている方は、アタシの話を聞いてくれ。
巷では、守護霊について、色々な考察があるようなので。
ここでは「アタシが感じとっている」守護霊について、ちょっこり語ろう。
「守護霊とは自分のご先祖様で、優しく見守り、危機一髪の時には救ってくれる」と信じている人が多いようだ。
勿論、そんなナイスな守護霊様もいる。
が、どうやらそんな単純な話ではなさそうだ。
守護霊は、そんな都合の良い、便利なだけの存在ではないのである。
守護霊とは、 魂の成長の為に、やるべき事に導き、時に厳しい試練も与える存在である。
しっかりと努力をしていれば、凄いパワーで、手助けもしてくれる。
が、逆に、間違った生き方をしていると、手痛い仕打ちもするのだ。
「魂」の成長に必要とあらば、本人の望まない試練すら与えることもある。
無条件で守ってくれる存在だと思っていると、しっぺ返しを喰らうことになる。
守護霊チーム。
守護霊は、一人とは限らない。
そして、守護霊が一人もいない、という人もいない。(と感じる)
守護霊は、チームで活動していることが多い。
大きく分けると、主護霊、指導霊、補助霊の3つの部門がある。
一人の人間を、複数の「守護霊」がチームでサポートしているのだ。
アナタにも、応援団がいるのである。
【守護霊チーム】 1.主護霊 (注意:守護ではなく主護) 2.指導霊 3.補助霊
1.主護霊
守護霊チームのリーダー。
魂の成長に導いてくれる存在。
魂の結び付きが濃く、自分に似ている。
云わば「分身」。
2.指導霊
今生で果たすべき事、得意な分野、好きな道へと導く存在。
一生のうちで、何度か交代する。
交代のタイミングは、良い意味でその人が変化した時。
その人の成長を見届け、更にレベルの高い指導霊と交代し、魂の成長を促し続ける。
3.補助霊
主護霊や指導霊のサポートをしてくれる存在。
関連の深い先祖、亡くなった親族・恋人・友人・ペットなど、近しい魂が見守ってくれる事が多い。
おじさん神様は、何者?
ちなみに、私のおじさん神様は「2. 指導霊」だ。
普段、大した仕事もしないくせに。
上から目線で、ちょっこりハードルの高そうな宿題を、次々と出してくる。
めんどくせー
やりたくねー
逃げちまえ
と思っていると。
その度に、高らかな笛と共に、おじさん神様の指導がキリリと入る。
「逃げるな。一度逃げると、逃げ癖がつくぞ」
「失敗した時は、人のせいにするな。まずは、自分を疑え」
「楽な方を選ぶな」
ひょえ~~~!
鬼コーチである。
おじさん神様が来りて笛を吹く。
ある日、突然、おじさん神様がアタシの「中」に生まれ。
人生の指導をするようになり。
最初は、誰かやってくれないかなーと弱気になったり。
誤魔化したり。
逃げたり。
隠れたり。
言い訳したり。
だけど、その度に。
一時は逃げきれたとしても。
結局、人生の中で、同じような課題が「追って」来る事を思い知らされた。
結局、自分に課された人生の課題からは、逃げ果(おお)せることは出来ないと悟るのだ。
むしろ。
おじさん神様が来りて笛を吹いたなら。
頑張って。
向き合って。
努力して。
逃げないで。
誠実に。
そう。
魂が成長できるチャンスなのだ。
だけど。
いつか、おじさん神様から、新しい「指導霊」に変わっちゃうのかな?
面倒くさいヤツだけど。
それは、何だか、寂しいな……。
つづく
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