神様いろいろ。
アタシの「おじさん神様」のように。
アナタの周りにも、「神様」のような存在はいるだろうか?
例えば。
既に亡くなってしまったが、自分をとても愛してくれた親族や恋人、時にはペットなど。
今でも自分を慈しみ、守ってくれていると感じる事はないだろうか?
現在、アタシのそば(中)にいる神様は「おじさん神様」だけではない。
亡くなった優しい母。
闘病の末、若くして旅だった親友。
子供の頃に、一緒に遊んだ猫のたま。
沢山の神様が、まこのそばに寄り添って、見守ってくれていると感じる。
そして、「神様」とは、亡くなった人の事を指し示すだけではない。
神様は、自然や身の回りの様々なモノに宿るのだ。
まこの家は「神道」だが。
神道の基本的な考え方として、日本には八百万(やおよろず)の神様がいると言われている。
「トイレの神様」がいれば「お米の神様」もいる。
「方角の神様」や「恋愛の神様」もいる。
神様がこの世界に溢れてるって、何だか素敵じゃない?

神様にお願いがある時は。
沢山の神様に囲まれて暮らしている筈なのだが。
視えないよ
感じないよ
とブータレているそこのアナタ。
神様と繋がりやすくなる嘘みたいにシンプルな方法を伝授しよう。
神様にお話(お願い)がある時には。
是非、声に出して欲しいのだ。
これは、母が亡くなって間もない時に、「母から」聞いた話だ。
亡くなった母に、謝りたいことがあり。
「心の中」で何度も伝えた言葉は、全く母の処へ届かず。
「声に出して」伝えた言葉が、1度で伝わったと云う。
お母さん、あの時は、ごめんね。
本当は、あんな事、言うつもりなかったの。
生きているうちに、きちんと謝ることが出来なかった。
ごめんね。
ホントにごめんね。
声に出しながら、謝った。
何度も、何度も、謝った。
すると。
それから3日後。
母は夢枕に立った。
「そんな風に思ってくれていたなんて、知らなかった。ありがとう」
そして、こうも告げたのだ。
「亡くなった人にも、きちんと言葉にしてあげなきゃ、伝わりにくいのよ」
今までだって、「心の中で」何度も詫びていたのに。
それでは全く届かないのだと、初めて悟った瞬間だった。
そうか。
亡くなったからといって、人は万能に生まれ変わる訳じゃない。
何でもお見通しになれるわけじゃないんだ。
親子だから、口に出さなくてもわかるでしょと云うのは、こちらの勝手な傲慢な考え方だ。
おじさん神様も。
「声に出すことが合図になる」と云っている。
「合図がないと、そちらに行きにくい」と。
信じる方だけ、試してみて欲しい。
アタシは、声に出して話しかけることで、以前より、神様と繋がりやすくなったと感じている。
(ただし、独り言の多い変人と思われぬよう、注意してね)
アナタの声が天に届きやすくなれば、アタシも嬉しく、バッチグーである。
つづく

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