第１５８柱 『茅の輪くぐり』

夏越の祓・茅の輪くぐり

「夏越（なごし）の祓（はらえ）」とは１年の折り返しとなる６月３０日に、
全国各地の神社で行われる神事である。

日常生活の中で、知らず知らずに溜め込んだ邪気や穢（けが）れを祓い、
残り後半も、また無事に過ごせるようにと祈るありがてぇ行事だ。

神社によっては、６月３０日に「神事」を開催したり、
「人形（ひとがた）」と呼ばれる人の形をした紙を使った厄払いをしてくれる。

が、よく見かけるのが、これ。
茅の輪くぐり。

６月の中旬頃から設置してくれる神社も多く、
この輪をくぐることで、心身の穢れを祓うことが出来るんだ。

で。
本日、汗をかきかき、根津神社を来訪。
積りに積もった穢れを清めに来たぞ。

が、ここもインバウンドの方々ばかり。
日本人はちらほらね。

日本人は、日本の素晴らしい風習を知らなすぎる。
勿体ない。

まずは、茅の輪の前で一礼。

最初に左回り、次に右回りと８の字を描いて、計3回くぐること。
（注：各神社のお作法に従ってください）

「邪気」は溜め込むと、ケガや病気、仕事や金銭トラブル、人間関係などに、
さまざまな不運として現れることがあるという。

よし、これで。
今年前半の「穢（けが）れ」を、全て清めた！

はず。

３回くぐりたい。

ドーナツの輪を。

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『ドーナツもり』　　　　　※税別
・フランボワーズグレーズ　390円
・チョコレートグレーズ　　390円
・黒ゴマきな粉　　　　　　320円
ルイボスティー

アタシは、
アタシたち日本人は、

日本の風習を、よく知らない。
日本の歴史を、よく知らない。
世界のニュースを、よく知らない。
世界の中の日本を、よく知らないんだ。

取り残されているのを、よく知らない。
自分が置かれている状況を、知ろうともしないんだ。

それは、きっと。
自分の都合のいい情報しか、得ようとしていないから。

だって、その方が。

楽だもんな。