渋谷。
何年かぶりで「渋谷」に行った。
無理。
ヘトヘトである。
渋谷の街は大きく変貌を遂げていた。
「若者の街」から「大人の街」へ?
イヤ、「外国人」と「よそ者」の街だろう。
魅力溢れる、パワーのある土地だとは思うが、
同様に、悪い気・邪(よこしま)な気も、充満している気がするぞ。
昔は、毎日のように通っていたのにな。
用事がなくても、途中下車していたもんな。
だけど、いつの頃からか、何となく疎外感を味わうようになり、
渋谷から段々と足が遠のいていった。
街からも愛されている気がしない。
人が好きな土地を選ぶように、
土地も相性の良い人を選ぶんじゃないかな?
ん?
それって、ただ、アタシが年をとったから?
認めねぇ。

本日のまこメシ。
東横のれん街が。
ヒカリエの中にあるなんて。
【昔の方がいい匂いがしてたの本日の晩酌のまこメシ。】
渋谷ヒカリエ ShinQs 東横のれん街
・『リッチポテトコロッケ』
●生ハム&オリーブのジェノバクリームコロッケ
●4種チーズのクアトロリッチチーズコロッケ
●海老づくしのリッチクリームコロッケ
・小松菜とベーコンのペペロンチーノパスタ
・赤ワイン

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昔、アタシが北関東を離れ、
東京の「どの街」に住もうか、検討していた頃の話である。
初めて訪れたその土地で、
たまたま立ち寄った小さな公園に、
これまた小さな弁財天社が祀られていたんだ。
そのお堂は、キラキラと金色に輝いていた。
四方八方に、まばゆい光を発していたんだ。
なんて、綺麗なんだろう。
一目惚れだった。
アタシは、すぐにこの土地を選びとり、近くに引越してきた。
が、不思議なことに。
あれから何度もこの公園を訪れているのだが、
あの弁財天社は、光を発することは一度もない。
しかも、よく見るとかなり古いようだ。
傷や劣化も目立ち、金堂とは程遠い様相である。
あの時、アタシが見た光り輝く弁財天社は何だったのだろう?
いや。
何だったかなんて、どうでもいい。
肌が合うんだ。
今となっては、アタシはこの土地をこよなく愛している。
きっと、土地が呼んでくれたんだ。
アタシが、この土地に選ばれたと信じている。
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