映画『KAPPEI カッペイ』
映画『KAPPEI カッペイ』を観た。
思いがけず(←失敬!)、すっげー愉しかったぞ。
原作は、漫画『KAPPEI カッペイ』(作者:若杉公徳)。
『1999年7月に世界は滅亡する』というノストラダムスの大予言を信じ、世界滅亡から人類を救う為に修行を重ねてきた終末の戦士たち。
しかし、2022年になっても世界は滅亡する気配はなく、戦士たちは、いきなり解散を告げられるが…、といったハチャメチャなストーリーだ。
しかも、伊藤英明主演で、まさかの実写映画化しちゃうところが、なんともアッパレである。
予告篇を観た時には、面食らうビジュアルで、単なるギャグ映画かと思っていた。
が、答えは、否(いな)!
これは、れっきとした青春映画なのである。(多分…)
笑いあり、涙あり、感動あり。
恥ずかしながら、ホロリときてしまった。
それに。
何と云っても、一流の演者たちが集結し、一流の演技をしているのが素晴らしい。
表情のひとつひとつにリスペクト。
そして、躍動するダンスシーンにグッときた。
なるほど。
これは、テレビサイズでは収まらない。
スクリーンサイズで観るべき作品だ。(←あくまでも個人の感想だが)
ゆらり、ふわり。
たまには、頭の中を空っぽにして。
無垢な青春を思い出し、楽しんでいただきたい作品である。
勝手にランキング!
誠に勝手を云って申し訳ないのだが。
最近、まこが観た映画を「勝手に」ランキングしてみた。
1位 『コーダ あいのうた』
2位 『ドライブ・マイ・カー』
3位 『KAPPEI カッペイ』
4位 『ブルーサーマル』
5位 『ナイル殺人事件』
6位 『ウエスト・サイド・ストーリー』
はい。
『KAPPEI カッペイ』が、『ナイル殺人事件』や『ウエスト・サイド・ストーリー』を抑えて、上位に食い込んでいるのだよ。ぷははー。
どこかのインタビューで、主演の伊藤英明さんが、『この作品は、絶対に賞レースには入らないと思うが』と云っていたが。
いやいや。
過去に、映画『翔んで埼玉』が、日本アカデミー賞で最多12部門、優秀作品賞まで獲ったことですし。
まこも、一応、映画業界の端くれ者で。
日本アカデミー賞会員なので。
清き1票を投じるかもしれませんぞ。
あっぱれ『KAPPEI カッペイ』。
凄いぞ『KAPPEI カッペイ』。
映画の好みは十人十色。
なので、敢えて「おススメ」はしないが。
くだらないと投げ捨てるか。
頭を空っぽにして、娯楽映画に癒されるか。
それは、アナタ次第です。
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