まこ

父の認知症が始まった。#51

探し物。父が、家の中で、何かを探している。その表情は暗く、固い。聞いてみると、探しているのは銀行のキャッシュカード。1週間前に使ったが、いつも保管している引き出しの中にないと云うのだ。「あらら、それは困ったね。一緒に探すよ」と明るく云っては...
なんでもない日常

そのうち行こうと思っていた店がまた消えた。後悔に暮れている。

シャッター通り商店街。近所の商店街を散歩。あれ?創業50年以上の人気洋食屋も、家族経営の美味しいこんにゃく屋も、シャッターが閉まっている。古き良き街の灯りが、またひとつ消えちまったな。大好きだった味噌こんにゃくは、もう二度と食べられないし。...
なんでもない日常

「気付いた人がやる」というルールの中で、「気付かないふり」をする人がいる。

やらない人。アタシの職場では、「気付いた人がやる」という暗黙のルールの仕事が存在し、「気付かないふり」をする人で溢れている。気付かないのか?気付かないふりをしているのか?いずれにしても、気付かない人の方が、軽やかに日々を過ごしているように思...
スピリチュアル

第170柱 『スーパームーン』

人の身体の中には海がある。「スーパームーン」とは、月が地球に近づき、通常よりも大きく見える満月のことである。そして、2025年で最も地球に近づく満月が、11月5日(水)22時19分だ。スピリチュアル的観点から云うと、スーパームーンの前後は、...
なんでもない日常

100個捨てチャレンジ失敗。うなだれている。

断捨離。家の中をすっきりしたいと、「100個捨て」にチャレンジ。グズなアタシでも達成しやすいよう、1ヵ月とゆるめのルールにしたのだが。結局、失敗。捨てられたのは、41個だけだった。ひとり。うなだれている。誰が云ったのか?部屋って、その人のコ...
なんでもない日常

回らない寿司屋に行った。打ち震えている。

日本橋・吉野鮨本店。普段は、回る寿司屋やチェーン店のテイクアウトで十分満足しているアタシだが。久しぶりに「回らない」寿司屋に行った。日本橋・吉野鮨本店。明治12年(1879年)創業。140年続く老舗の寿司屋だ。吉野鮨のランチは大人気で、いつ...
なんでもない日常

冬支度。

なんだか寒くなりました。雨が降るごとに寒くなり。いよいよ冬支度でもしようかな。暖房器具を引っ張り出し。コートに風を通しておこう。衣替えは戦場だ。ブーツやタイツも抜かりなく。エアコンのフィルターも掃除しておかくちゃ。久しぶりの土鍋も出さなくち...
なんでもない日常

AIが怖い。怯えている。③

AIからの電話。先日、AIから会社に営業電話がかかってきた。「海老の養殖でお馴染みの〇〇〇でございます」(〇〇〇は会社名)「お土産として皆さまに大変喜ばれている『エビせんべい』のご紹介ですが、ご担当者様にお繋ぎいただけますでしょうか?」若い...
なんでもない日常

褒めるコト、叱るコト。

叱るコトは難しい。褒めるコトは、簡単だ。「素敵だな」と感じたコトを、そのまま素直に口にすればいいのだから。だけど、逆に、相手の悪いトコロを告げなくてはいけない時は、本当に難しい。誰だって、叱られたくはないし、叱るコトもしたくない。心にそっと...
なんでもない日常

「やらなきゃいけないこと」より「やらなくていいこと」を見つけるようになった。

忙しい毎日の中で。日常生活。やらなきゃいけないことが多すぎる。掃除、洗濯、ゴミの分別。買物、料理、皿洗い。最近ね。「やらなきゃいけないこと」より「やらなくていいこと」を見つけるようになった。不要なタスクは排除して、時間や労力を効率的に使いた...