辛・甘・涙
タイ料理は広大にして奥深い。
海川の幸、野菜、フルーツ、穀物などの新鮮な食材に豊富なスパイスを加え、独特のハーモニーを奏でる。
決して辛いだけではなく、甘く、酸っぱく、そして切ない……。(←ん?)
「辛・酸・塩・甘」の組合せが絶妙なのだ!
定番トム・ヤム・クン(スープ)に舌鼓。
ソムタム(パパイアのサラダ)、カオ・パット・クン(タイ米チャーハン)も、これまた旨い!
す
ぐに汗だくになるので、必ずシンハービール(大瓶)もご一緒に。
路上の屋台も、毎日通った。
生ジュース、カットフルーツ、とうもろこし、揚げ春巻きetc.
売り手のおばちゃんごと、屋台を東京に連れて帰りたい。
懸念していたお腹の状況も、すこぶる良好。
感謝、感激、ビオフェルミンS錠様!
勿論、日本から下痢止めも持っていったが、出番なく終わった。
アタシは、整腸剤が身体に合うようだ。
みんな、自分に合った相棒(常備薬)を見つけて欲しい。
それでも、そろそろ日本料理が恋しくなる。
そして、レストランに入ると、何とも言えない寂しさが、心を突き抜ける。
これ、あのコにも食べさせてあげたいな。
大食いのアイツとだったら、もっと注文してシェア出来るな。
美味しいねって、みんなと共有したいな。
タイ料理は、どれも美味しくて、HAPPYなのに。
お店の人も親切で、凄く凄く、嬉しいのに。
何故か、皆の顔を思い出し、逆に、寂しさに包まれる。
何だか、バンコクの美しい夜景が心に染みる。
そろそろ東京へ帰りたいな。
つづく
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