三者”快”談。
失礼を承知で云うが。
アタシの尊敬するプロデューサーM氏は、ちょっこり『ヨーダ』に似ている。
『ヨーダ』とは、『スター・ウォーズ』の主要キャラクターの一人で、
見た目は小柄な老人だが、
銀河系最高の剣士と呼ばれるジェダイ・マスターのことである。
(なので、このブログでは、M氏のことをMr.ヨーダと呼ばせていただく)
Mr.ヨーダは、80代後半男性の「現役」プロデューサー。
小柄で、優しい雰囲気を醸し出しているお爺ちゃんなのだが。
パワフルな行動力。
圧倒的な経験値。
武士のような志。
よく食べ、よく呑み、よく笑う。
そして、全ての映画人に分け隔てなく優しく接するさまは、
まさに銀河系最高のプロデューサーである。
そんなMr.ヨーダと。
ペコちゃん(ペコちゃんについては、第61柱 私のあねご神様『目に見えないもの』を参照)、
そして、アタシの3人で、定期的に呑み会を開催しているんだ。
宴の名は、「三者”快”談」。
”会”ではなく”快”。
名づけ親は、Mr.ヨーダだ。
毎回、大いに呑み、笑い、語り合い、
たまには子供のようなケンカもするけれど。
いつも「快い気分」で帰途につく。
愉しかったね、またね、と手を振って別れるのだ。
だけど。
今日の宴に、Mr.ヨーダはいない。
2年前に、死出の旅に出たからだ。
Mr.ヨーダ。
あちらの世界でも、映画を製作してますか?
活動屋の仲間たちと呑んでますか?
変わらないモノ。
Mr.ヨーダは、もういないけど。
以前と、少しも変わらないモノが2つある
一つは、Mr.ヨーダが携わった映画作品。
これからも日本映画史に燦然と輝き続けるだろう。
そして、もう一つは「三者快談」。
今日も。
残った二人で、献杯するよ。
Mr.ヨーダの気配がする。
懐かしい、温かい気配。
Mr.ヨーダ、そこにいるの?
「そりゃぁ、参加しないわけには、いかないだろ?」
ペコちゃんセレクトの美味しい日本酒に舌鼓。
多いに語り、笑い、
そして、やっぱり、小競り合いになったけど。(笑)
Mr.ヨーダは、人生で選択出来るモノの中から、
迷わず「映画」を選び取った人だ。
そして、アタシに刻印していったんだ。
「好きな事を全力でやればいい」
そう。
アタシが、今以上に大きな幸せを手に入れたいと願うなら、
アタシ自身が喜びを感じられることに、全力で身を投じなければならない。
ねぇ、Mr.ヨーダ。
アタシの指導霊(守護霊)になってくれないかしら?
いや。
まずは、ペコちゃんへの「指導」が先だな。
つづく
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