第181柱 『亡くなった友人の声がする』

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生きていられるだけで、いいじゃない。


「生きていられるだけで、いいじゃない」


あの子は笑顔でそう云って、
次の春を待たずに逝ってしまった。


残されたアタシは、
その言葉をお守りみたいに掌(てのひら)でぎゅっと握りしめたまま、
また新しい季節を迎えようとしている。


ねぇ。
知ってる?


ホントはね。
生きていられるだけでいい日ばかりじゃないよ。


呼吸がうまく出来ない朝も、
怒りに包まれてしまう夜もある。


誰といても一人みたいで、
「生きていられるだけでいい」なんて、思えない日もあるんだ。


「それでもさ」と、
どこからともなく亡くなった筈のあの子の声が聴こえてきて、


上手く笑えないアタシを責めもしないで、
ただ近くにチョコンと座っているみたい。


「それでもさ」
「やっぱり、生きていられるのは素敵なことだよ」


何度も、何度も、
アタシの中で優しく響いてくるからさ。




だから、アタシは、
まだ終わらない今日を、
もう少しだけ生きてみる。


まだ終わらない人生を、
もう少しだけ生きてゆく。





そして、また。
もうすぐ、あの子の命日を迎える。




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本日のまこメシ。


ご飯が美味しい。


生きていられるだけで、十分な日。



【見た目は失敗、でも旨い!の本日のまこメシ。】
・ビーフシチューオムライス
・サラダ
・オレンジ
・豆乳





生きていられるだけで、十分な日も。
生きているだけで、精一杯な日も。


アタシはアタシの持てるだけの荷物を抱えて、
一生懸命、眠り、目覚め、息をしている。


あの子は、夢半ばで逝ってしまい、
今でも「生きていられるだけで、いいじゃない」と語りかけてくるけれど。


生きていられるだけで、いいじゃない?
生きていられるだけでは、物足りない日もあるよ。


もっと。

もっと。

もっと。


いつか、きっと、
この不格好なアタシの足跡を、
あの子に見てもらえると信じて。

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