睡眠のチカラ。
アタシは、見えない世界へアクセスする際に、よく「睡眠」を利用する。
顕在意識が働いていない睡眠中の方が、スピリチュアル・メッセージを受け取りやすいからだ。
母さん神様が夢枕に立ってくれたり。
魂の作戦会議に出かけたり。
不思議な夢からヒントを得たり。
「睡眠」は、スピリチュアルの世界への入口であり、
もっとも忠実な助言者でもあるのだ。
瞑想のチカラ。
そして、
「睡眠」以外にも、スピリチュアルの世界への扉は存在している。
その一つが「瞑想」だ。
「瞑想」は、宗教儀礼、ヨガ、リラクゼーションなど様々な分野に取り入れられており、
その方法や解釈も多岐にわたる。
例えば、禅で云うところの瞑想は「調身・調息・調心」を意味し、
姿勢が整えば呼吸が整い、
呼吸が整えば心が整うとされる。
今回、アタシの云う「瞑想」とは、心を静めて無心になることを示す。
無心になり自分自身の内面に『全集中!』するのだ。
「瞑想」をきちんと会得(えとく)出来れば、
「睡眠」に頼らなくても、
深層心理やスピリチュアルの世界へ、たやすく繋がることが出来るだろう。
鏡のチカラ。
とは云え。
瞑想で無心になることも、正直、至難の業(わざ)である。
かく云うアタシも、雑念ばかりで「瞑想」は大の苦手だ。
(で、結局、寝てしまう)
そう云えば、子供の頃、
瞑想の代わりに、無意識に「鏡」を使っていたな……。
悲しいことがあった時。
不思議なことがあった時。
いつも吸い寄せられるように、鏡の前に立っていた。
鏡で自分の顔を見つめることも、一種の「内観」だと言える。
そして、鏡の中の自分は、
波風の立たない静かな心で、こちらの自分をジッと見つめてくるのだ。
すると。
知らない誰かの声が、響き亘る。
あっちの自分と、こっちの自分。
こっちの世界と、あっちの世界。
自分の中に、深く深く、落ちてゆけ。
昔は、
鏡は単なる日用品ではなく、祭祀に使う貴重なアイテムだった。
「瞑想」が苦手な方は、是非、「鏡のチカラ」を活用してみて欲しい。
新しいスピリチュアルへの扉が、開かれるかもしれない。
つづく
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