独身OL

なんでもない日常

一人ですけど。

何人?近所のお寿司チェーンの店先で、あれもこれもと、晩飯用のお寿司を選ぶ。隣で見ていた見知らぬお婆ちゃまが、アタシに笑顔でこう云った。「家族が多いと、沢山選べていいわね」いえ、一人ですけど。会社の近くのコンビニで、ランチ用の弁当やデザートを...
なんでもない日常

優秀な人ばかりが勝つわけではない。

勝負。「優秀すぎないから、オマエを選んだんだ」これ。昔、アタシが幾多のライバルを出し抜き、某・巨匠の映画制作会社に就職した時に云われた、クソみたいな理由である。優秀すぎる人は使いにくい。だから、オマエがちょうどいいんだ、と。失敬な。だけど、...
映画

アタシが80歳になった時に、遺せるモノや語れることがあるだろうか?

映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(ネタばれなし)シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観た。やっぱ、タマんねぇ。そして、ハリソン・フォード、すげぇ。7月13日が誕生日。御歳81歳。あっぱれである。彼は、最近のイ...
なんでもない日常

あかん。ひれ伏してしまう。

無条件降伏。アタシは背の高い男性が好きだ。見た目で人を判断するのは、下劣なことだと分かっているが。こればかりは、しょうがない。本能?性(さが)?いや、もう、情熱に近いのだよ。きっと、世の多くの男性が、巨乳女子に無条件で降伏する感じに似ている...
なんでもない日常

香りにまつわるエトセトラ。

タバコの香り。昔。アタシがタバコを嗜(たしな)んでいた頃の話。当時、付き合っていた彼は、タバコは吸わず、タバコも、タバコを吸う人のことも毛嫌いしていた。ある日、こんな言葉を吐かれたこともある。「どんなに好きなオンナの唇でも、灰皿を舐めている...
なんでもない日常

掃除をしよう!

断捨離に憧れています。ゴールデンウィーク、前半突入。連休前は、仕事が忙しかったので。一人暮らしのアタシのお部屋は、うっかりごちゃごちゃ。カオス状態である。掃除とか。断捨離とか。この機会に、バッチリしたいのだよ!とは云え、折角の三連休。たらふ...
なんでもない日常

お父さんと呼ばれて。

お父さん?休日のデパ地下は、混雑している。押し合い、へし合い、人が流れていく。買物途中のご婦人が、旦那さんを見失いそうになり、小さく叫んだ。「お父さん!」周囲の紳士たちが、一斉に振り返る。汝(なんじ)の名、皆、お父さんのようだ。夫婦は、いつ...
なんでもない日常

独身オーラ。

おひとつからでもお買い求めいただけます。夕暮れせまる商店街で、美味しそうなコロッケを売っていた。チラと横目で眺めると、「おひとつからでもお買い求めいただけますよ」と、優しいお声がけをいただいた。自身の過去を振り返ると、ふむ、この言葉、よくか...
なんでもない日常

遊んで暮らしたい病がやってきた。

遊んで暮らしたい病。アタシが時々かかる流行り病。「遊んで暮らしたい病」がやって来た。最近、あったくなってきて。ぽかぽかぽかぽか、いい気持ち。もう、仕事なんてしたくない。宝くじでも当たらないかな。毎日、ゆらりと散歩して。お茶なんかしちゃってさ...
ああ、腹立たしい。

結婚しない女はズルい?

結婚しない女はズルい?社内のある既婚女性に、「結婚しない女はズルい」と云われた。自分の為だけに時間もお金もかけ、責任を背負わず、自由に恋愛が出来る、良いとこどりだと。確かに、自由はある。だけど、キミは、独身女性の笑顔の裏に隠された「悲哀」を...