それが恋とは気づかずに

なんでもない日常

それが恋なんて気づかずに。

恋? 友情? あの頃はまだ。恋がなにかも分からずにいたんだ。 ただ、楽しくて。ただ、会いたくて。それだけで、毎日が幸せだったんだ。だけど。キミの隣で、可愛いあの子が寄り添うのを見かけた時に。 トクン。心臓が、小さく鳴ったんだ。 まだ幼かった...