親の認知症

父の認知症が始まった。#34

生きがい。 父が認知症と診断されてから、ちょうど1年が経過した。 アタシが見る限り、以前と比べても、認知機能に大きな変化は見られない。 父は、一人暮らしで、家事は、相変わらず、自分でしているし。家電の扱いや、日常生活は、ゆっくりではあるが、...

父の認知症が始まった。#33

相続対策。 親が認知症になったら、初期段階で、やるべきこと。 ①家族全員で認知症について理解する②医療機関を受診する③介護認定を受ける④地域のサポートや介護サービスを利用する⑤預金や不動産などの財産を把握する⑥最適な相続対策を行う ふむ。①...

父の認知症が始まった。#32

嗚呼、勘違い。 アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」が、2023年9月に日本で承認された。そして、2例目となる新薬「ドナネマブ」は、2024年11月にも保険適用される見通しだ。 以前の薬は、認知症の症状を「一時的に軽くする効果」が期待できた...

父の認知症が始まった。#31

誰しも無縁ではいられない。 父が認知症と診断されてから、そろそろ1年が経過する。 そんな中、情報収集をしていると、知らさせる厳しい現実。もう誰も、認知症と無縁のままでは生きられないのではないか? 高齢化に伴い、2025年には、日本の65歳以...

父の認知症が始まった。#30

脳と身体と心と。 最近の父は、弱気な発言が多くなったような気がする。 「もう、いいかな」 「年末までは頑張るけど、それ以上は分からないぞ」 「後は、皆でなんとかしてくれ」 加齢や認知症の症状により、徐々に、日常生活が面倒臭くなってきたのだろ...

父の認知症が始まった。#29

立っている者は親でも使え。 数年前、アタシの姉は、義理の両親(旦那さんの父母)を立て続けに看取った。二人とも、程度の違いさえあるが、認知症だったそうだ。 最近、姉は、こんな事をポツリ云っていた。 「私が過保護にしたから、義理の両親はボケちゃ...

父の認知症が始まった。#28

まだらボケ。 父の認知症の種類は、「脳血管性認知症」。加えて、「アルツハイマー」も少し出ているそうだ。(認知症の種類については、父の認知症が始まった。#13を参照) 「脳血管性認知症」の特徴は、脳がダメージを受けた部分の機能は低下しているが...

父の認知症が始まった。#27

待ってるから。 父の認知症が発覚してから、約10カ月が経過した。 意外と云っては語弊(ごへい)があるが、今のところ父の心身に大きな変化はみられない。結構、ボケないものである。 父は、一人暮らしを続けている。車の免許は返却したものの、食事の支...

父の認知症が始まった。 #26

使えるモノは何でも使え。 先日、実家に帰った時に、思いがけず、見てしまった。 父の寝室に、大量の大人用紙パンツ(おむつ)。 薄々、気付いてはいたのだが、実際に、目の当たりにすると、少しだけ、言葉を失っているアタシがいた。 こっそり姉に「父の...

父の認知症が始まった。#25

ボケる人。ボケない人。 ボケるか否かは、「遺伝」ではなく「生活習慣」。40代頃からの生活習慣が、認知症の発症に大きく関わると云われている。 食生活が乱れている人。運動や睡眠が不足している人。タバコ・アルコール多飲、高血圧、糖尿病、歯周病。心...