独身OL

なんでもない日常

あの人の正義は人によって変わる。

正義って?隣のチームのあの人は。上役には異常なまでにいい顔をするが、部下には、冷酷、冷淡、辛辣である。上役には、相手の顔色を伺って、自分の主張を変えるんだ。云う事がコロコロ変わる。あの人の言動には、一貫性がまるでない。アタシは、『家政婦は見...

父の認知症が始まった。#42

老衰。「オレは老衰を目指す」ある日、父が高らかに宣言した。病気や事故ではなく、老衰で「寿命をまっとうする」のであれば本望だと。「老衰」とは年齢を重ねるにつれて、心身の機能が徐々に衰えていく状態のこと。近年、医療の発達により、老衰で亡くなる方...
ああ、腹立たしい。

ため息の多い人。忌々(いまいま)しい。

音出しマシーン。最近、会社内で席替えがあり、アタシの目の前に50歳代男性がやって来た。ヨロシクねと、笑顔で挨拶したものの。嗚呼、忌々しい。あの人は、ため息が異常に多いんだ。聞く気は全くないのだけれど、イヤでも耳に入ってくる。「はぁー」とか「...
なんでもない日常

食欲? 金欲? 性欲?

欲。人間の三大欲求と呼ばれるのは、「食欲」「性欲」「睡眠欲」である。が、高齢者の介護施設で働くアタシの友人は、したり顔できっぱりとこう云い切った。「高齢者と沢山接してきたから、よく分かるのだけれど」「人間、年をとると、最後は『睡眠欲』じゃな...
スピリチュアル

第143柱 『いつ死ぬか知りたいと思わないか?』

死期。もう昔の話だが。母があんなに早く死んでしまうとは思っていなかった。(詳細は、第9柱 私の母さん神様『母の死』を参照)漠然と、80歳くらいまでは、元気でいてくれると思っていた。なのに、あっけなく事故で逝ってしまったのである。こんなに早く...
なんでもない日常

自分の愚かさに向き合う。

やっちまった。ヤバい。会社で、キレちまった。理由は、相手が仕事上の約束を守らず、アタシが迷惑を被(こうむ)ったからだ。つい、大きな声と態度で詰(なじ)ってしまったんだ。原因を作ったのは相手の方だけれど、だけど、正直、相手の事情も分からないわ...
なんでもない日常

キミの当たり前は、アタシの当たり前じゃない。

少数派。昔、「カレーに何をかける?」と聞かれ、びっくりしたことがある。カレーは、カレー。何もかけない。そのまま食べるものだと思っていたからだ。しかし、周囲に尋ねてみると、カレーライスに醤油やソースをかけて食べる人も、結構、いるんだな。お味噌...
ああ、腹立たしい。

納得いかない。フテ腐れている。

アンガー・コントロール。普段、会社で、少しくらいイヤなことがあっても、大抵のことは笑顔で許すことにしている。注意する時も、「優しく」あるいは「面白く」ね。ま、これも仕事のうちだよな。だけど、これは程度を超えている、仕事に支障が生じるという時...
ああ、腹立たしい。

マウントをとる人。面倒くせぇ。

マウントをとる人への対応マニュアル【完成版】。はいはい、自分の方が上だと云いたいんだよね?あの人は、無駄にマウントとってくる。会話の隙間にも、自分の自慢話ばかりブチ込んでくる。誰もなんにも聞いてねぇ。「は? だから何?」と云いたいけれど、「...

父の認知症が始まった。#41

パンドラの箱。父は、典型的な「昭和の男」である。不器用でシャイだが、人情深くもあり、家族サービスも怠らず、定年まで勤め上げた真面目な人である。が、一方で、亭主関白で家事は一切しない。いつも母に威張り散らしていたな。手をあげることは、決してな...