実家メシ

父の認知症が始まった。#22

要支援1の正体。 父の日で、実家に帰省。今夜は、父と晩酌だ。 父と杯を交わしながら、気になっていた「実家の洗濯物の異変」について探ってみることにした。 最近、タオルが茶色いし、父のTシャツも生乾き臭がするもんな。(詳細は、父の認知症が始まっ...

父の認知症が始まった。#19

人は忘れる生き物だから。 ゴールデンウイークに、実家に帰省。 昨年の10月に父が認知症と診断されて以来、約半年が経過したが、今のところ、父の様子に変わりはないように見える。 が。よく観察していると、 少しづつではあるが、出来ないことが、増え...

父の認知症が始まった。#16

どうする? 家と土地。 一人暮らしの父の認知症が発覚し、「実家の家と土地はどうするのか」と家族会議を始めたアタシたち。 そんな矢先。2024年4月1日から、「相続登記の義務化」が始まると聞いたんだ。 そうぞくとーきのぎむか?何やねん? よし...

父の認知症が始まった。#12

父の気持ち。 2月からデイサービスを開始した。週に1度、お迎えのミニバスに乗り、施設を訪問するのである。 「お昼が出るのはありがたい」 「5~6時間、施設にいなきゃいけないのは長い。手持ち無沙汰だな」 本人としては、良い点も悪い点もあり、と...
なんでもない日常

明けまして、戦場でございます。

親戚集合。 毎年の恒例行事。実家にて、新春を祝う。 一人暮らしの父の家に、父にとっての子・孫・ひ孫達が大集結。 母は、ずっと前に亡くなっているので、皆をもてなす要員として、アタシが迎え撃つこととなる。 地元のスーパーは、この町にこんなに人が...
スピリチュアル

第108柱 『煩悩』

除夜の鐘。 2023年12月31日。深夜。 アタシの故郷、北関東のある町で。まさに、これから、除夜の鐘がつかれようとしている。 煩悩は、一人の人間につき、108個あると云われている。 大みそかに除夜の鐘を108回つくのは、鐘が一つ鳴るごとに...

父の認知症が始まった。#7

実家にて。 「ぎりぎりボケてるらしい」「この前までは、ぎりぎりボケてなかったんだけどな」元気を装っているのだろうか?そう云って、父は明るく笑った。 この三連休を利用して、実家に帰省してみたが、1か月半前に会った父と、今、目の前にいる父と、何...
スピリチュアル

第101柱 『故人が姿を借りて会いに来る』

お墓参り。 秋のお彼岸の今日。母のお墓参りに行った。 そして、やっぱりいた。ひらひらと舞うモンシロチョウが。 季節でもないのにね。くーるくると、楽し気に飛び回っているんだ。 お墓だけじゃない。ふと、母のことを思い出すと、近くに蝶がいることが...