実家メシ

父の認知症が始まった。#36

門扉。比較的「まめ」だと思っていた父も、最近、腰が重くなった気がする。今まで普通にこなしていた習慣も、面倒なのか、やらないことも増えたようだ。そして、最近、気づいたのだが、父は、通りに面する「庭の門扉」を、開けっ放しにするようになった。あま...

父の認知症が始まった。#32

嗚呼、勘違い。アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」が、2023年9月に日本で承認された。そして、2例目となる新薬「ドナネマブ」は、2024年11月にも保険適用される見通しだ。以前の薬は、認知症の症状を「一時的に軽くする効果」が期待できたが、...

父の認知症が始まった。#28

まだらボケ。父の認知症の種類は、「脳血管性認知症」。加えて、「アルツハイマー」も少し出ているそうだ。(認知症の種類については、父の認知症が始まった。#13を参照)「脳血管性認知症」の特徴は、脳がダメージを受けた部分の機能は低下しているが、ダ...
スピリチュアル

第124柱 『精霊馬・精霊牛』

キュウリとナス。アタシの実家の地域の「お盆」は、旧盆の8月13日から16日までの4日間。ご先祖様を自宅にお迎えして供養する大切な夏の風習だ。今年も、本日13日に、提灯を吊り下げて、先祖の霊を迎えに行ったのだが、こころで、ははん。キミたちは、...

父の認知症が始まった。#22

要支援1の正体。父の日で、実家に帰省。今夜は、父と晩酌だ。父と杯を交わしながら、気になっていた「実家の洗濯物の異変」について探ってみることにした。最近、タオルが茶色いし、父のTシャツも生乾き臭がするもんな。(詳細は、父の認知症が始まった。#...

父の認知症が始まった。#19

人は忘れる生き物だから。ゴールデンウイークに、実家に帰省。昨年の10月に父が認知症と診断されて以来、約半年が経過したが、今のところ、父の様子に変わりはないように見える。が。よく観察していると、少しづつではあるが、出来ないことが、増えてきてい...

父の認知症が始まった。#16

どうする? 家と土地。一人暮らしの父の認知症が発覚し、「実家の家と土地はどうするのか」と家族会議を始めたアタシたち。そんな矢先。2024年4月1日から、「相続登記の義務化」が始まると聞いたんだ。そうぞくとーきのぎむか?何やねん?よし。少しだ...

父の認知症が始まった。#12

父の気持ち。2月からデイサービスを開始した。週に1度、お迎えのミニバスに乗り、施設を訪問するのである。「お昼が出るのはありがたい」「5~6時間、施設にいなきゃいけないのは長い。手持ち無沙汰だな」本人としては、良い点も悪い点もあり、といったと...
なんでもない日常

明けまして、戦場でございます。

親戚集合。毎年の恒例行事。実家にて、新春を祝う。一人暮らしの父の家に、父にとっての子・孫・ひ孫達が大集結。母は、ずっと前に亡くなっているので、皆をもてなす要員として、アタシが迎え撃つこととなる。地元のスーパーは、この町にこんなに人がいたんだ...
スピリチュアル

第108柱 『煩悩』

除夜の鐘。2023年12月31日。深夜。アタシの故郷、北関東のある町で。まさに、これから、除夜の鐘がつかれようとしている。煩悩は、一人の人間につき、108個あると云われている。大みそかに除夜の鐘を108回つくのは、鐘が一つ鳴るごとに、その煩...