第152柱 『榛名神社』

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関東屈指のパワースポット。


やだ。
怖い。


第一印象がこれ。


先日、父たちと伊香保温泉を訪れた際に、「何となく」訪れちまった榛名神社(はるなじんじゃ)。
(父と温泉旅行は、父の認知症が始まった。#43を参照)


本当は「伊香保神社」に行く予定だったが駐車場がどこも満杯で、ただただ車を走らせていたら、ぬるりと導かれちまったのが「榛名神社」だったんだ。


だけど。
今なら、分かる。


ここは、関東屈指のパワースポットとも呼ばれており、
「ついで参り」で、軽はずみに訪れてはいけない場所だと。


何の知識もなく。
何の崇拝もなく。
特別な興味もなく。


パワーの強い場所へ足を踏み入れてしまうと。


こんなことになるのだと。


榛名神社。


群馬県高崎市にある榛名神社(はるなじんじゃ)は主祭神として火の神である「火産霊神(ほむすびのかみ)」と、土の神である「埴山売神(はにやまひめのかみ)」を祀り、古くから鎮火、開運、五穀豊穣、商売繁盛のご利益があるとされている。


関東屈指のパワースポットと呼ばれ、
この日も、若者からお年寄り、外国人まで多くの方で賑わっていた。


榛名神社の入口となる随神門をくぐると、鮮やかな朱色の「みそぎ橋」が現れる。
清流をまたぐこの橋を渡ることで「禊(みそぎ)」と同じ役目を果たすと云われている。


さぁ、橋を渡り、
ここからが神域だ。


「榛名神社」の入口となる随神門



本殿まで約700m(約15分)の参道は、木がうっそうと茂り、苔むしたような道が続く。
長い参道は、角度のある上り坂で、結構、息があがる。


古くから、修行僧や信仰者が集う霊場で、天狗の気配もひしひしと感じるぞ。
だいいち、こんな場所に、認知症初期と診断された父を連れてきて大丈夫なのか?


転ばないか。
躓(つまづ)かないか。


今日のアタシは、
神様より、父である。





そんなアタシをあざ笑うかのような視線を感じる。


怖い。
そして、痛い。


その視線は、一つや二つではない。
おそらくここに存在する巨木・巨岩・滝などに、全て、神々が宿っているのだろう。








「オマエは何しに来た?」


そんな野太い声が聴こえる気がした。


歓迎されていない?


神門をくぐると、本殿へと通じる「双龍門(そうりゅうもん)」が見えてくる。
門の左側にそびえる奇岩は、「鉾(ほこ)」に似ていることから、「鉾岩(ぬぼこいわ)」と呼ばれているそうだ。


否が応でも、気分は上がる。
筈だったが。


本殿と神楽殿は、2025年(令和7年)12月まで修復工事中だって。


周辺板張りの本殿の一角で、一応、手は合わせてみたものの。
ココロが通った気がしない。


神様、アタシのことが視えますか?







後で気付いたが、本殿も含め、参道の木々や滝など、
スマホで撮ったはずの写真が、ほとんど撮れていなかった。


はん。
アタシ、歓迎されていなかったんだ。






そして、辛うじて、神々に許された?(スマホに残っていた)写真がこれ。


「鉾岩(ぬぼこいわ)」の雄姿を、とくとご覧あれ。


ご神水開運おみくじ。


榛名神社の名物に「ご神水開運おみくじ」というモノがある。
神水に浸すと文字が浮かび上がる不思議なおみくじだそうな。


実は、これも体験していない。
後で調べて、そんな面白いモノがあったのかと知ったのだ。


なぜか、こちらの説明看板の写真もスマホに残っていた。
本人、撮った記憶は殆どないが。


余計に悔しい。


本日のまこメシ。


写真もないので。


伊香保温泉の宿のご飯でもお披露目しよう。


【父と温泉で晩酌のまこメシ。】
伊香保温泉 ホテル天坊
・バイキング料理から


七福神。


帰りは、とぼとぼと歩く。

視線を感じ、
強すぎるパワーを感じ、

少し疲れちまったな。



父も疲れた様子だったが、
「心が浄化されたぞ」と笑っていた。


父よ。
あなたが喜んでくれたなら、それでいい。







ふー。
アタシは、別日に改めて、きちんと参拝しなおさくちゃだな。
何だか、このままじゃ、榛名の神様に申し訳ない。




すると。

誰?

飛び抜けて明るい声が響いたんだ。










「オマエは、また、来い!」






振り返ると、参道にいた七福神の神様方。






なぜか、大黒天様は、アップでも撮れていた。






はい。


また、必ず、来ます。


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